元「モーニング娘。」の加護亜依(27)が、現在の所属事務所との契約を更新せずにフリーとなったことが6日、明らかになった。
加護本人は芸能活動を続けたい意向のようだが、度重なるトラブルで、表舞台に復帰させようと手を差し伸べる芸能関係者は皆無とみられる。
そんな状況に「加護は終わった」という声も聞こえるが、実情は違った。「やけっぱちになるのを恐れて、逆に今後は加護を助けようとする動きが増える」というのだ。
加護は所属事務所「威風飄々」との契約が4日に満了。フリーになったことを同事務所が5日付で公式サイトを通じて発表した。
「話し合いの結果、今回はこのまま契約満了として契約更新しないことなりました。
次の所属事務所が決まっているということは現時点ではく、フリーという立場になります」(原文ママ)
プロダクション関係者は「いま、加護ちゃんに触れようとするテレビ局ってあるんですかね?
イメージは最悪だし、モー娘時代の事務所だったアップフロントを離れて所属した2番目の事務所との火種も残っている。
『他人の不幸話は面白い』と言われるが、加護ちゃんにうかつに手を出すと、厄介なトラブルに巻き込まれかねない」と指摘する。
懸念されていた離婚問題は、加護への傷害容疑で警視庁に逮捕されていた元夫(47)への被害届を取り下げる代わりに
有利な条件で離婚に合意した(本紙既報)ことで一応のケリはついた。
これをプラスとしたいところだが「離婚して、事務所を離れてフリーになったというよりは、手に負えなくなって放り出されたという方が的確です」(同)。
芸能人としては完全に“アウト”の烙印を押されたも同然で、本人が希望する芸能活動を行うのは非常に難しい状況だ。
そんな状況だからこそ、芸能関係者が恐れていることがある。それは「暴露本出版」だ。
事情に詳しい関係者は「いろんなトラブルを起こしてきた加護は、“ウラ話”をたくさん知っている。
ここまで追い詰められたなら、芸能活動をあきらめて『ひと稼ぎしてやろう』と、暴露本出版に踏み出しかねない」と指摘する。
加護はモー娘在籍中から、多くのトラブルを起こした。「当時は男にだらしなかった。時代もイケイケでいっぱい遊んだ芸能人もいる。
一緒にハワイで“ハメをはずした”パーティーに参加した人間は、気が気じゃないと思いますよ」(同)
追い詰められた加護がもう一つ、踏み出す可能性があるのが「AVデビュー」だ。
AV関係者は「実際に、3000万円でオファーしたところがあった」と明かす。
「“1億円オファー”という報道もあったけど、実際は3000万円でオファーがあったそうだ。
ただその時は事務所(アップフロントの次に所属した事務所)が『加護は女優とジャズシンガーの2本柱でやっていくのでAVはやらない』と断った。
でもフリーになった今、金には困っているはずだから、1000万円以下のオファーでも出演するかもしれない」(同)
破れかぶれとなった加護が暴露本出版、さらにAVデビューに踏み出したらどうなるか?
「加護と接点があり、暴露されたら困る過去がある人間は、暴露本だけは避けたい。
加護がこのまま仕事ができないと、ますます困窮することになり、暴露本出版に近付くから、周囲もそんなに冷たくはできないのでは」(同)
そうなると今後、加護に対して手を差し伸べる関係者が出てきても不思議ではない。
「特に『弱みを握られている』と思っている関係者は、協力せざるを得ないのでは。
スポンサーを気にする民放テレビ局の仕事は難しいだろうが、イベントの仕事などは入ってくると思うよ」(同)
お騒がせ続きの加護だが、復活の可能性はありそうだ。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/431315/
2015年08月09日 10時00分
フリー転身の加護亜依